ヨゼフ・ラダ Josef Lada チェコ絵本人物紹介
ヨゼフ・ラダ / Josef Lada1887年フルシツェ生まれ。靴屋の長男として生まれ、製本職人になるべくプラハへ。プラハ美術工芸学校で絵画を学びますが授業になじむことが出来ずに自主退学します。その後出版社で編集の仕事をしつつ、絵画などの創作活動も独自に継続し、第一次世界大戦前には風刺画家として、チェコ国内では少し名が知られるようになっていました。大戦後にはイラストレーターとして作品発表の機会も増え、広く名を知られるようになります。チェコで初めて子どものためにイラストとお話の両方を手がけた絵本作家で、チェコ絵本の源流とも言えるような人物です。後の絵本作家には計り知れないほど大きな影響を与えています。作風は19世紀末から20世紀頭にかけて活躍した、線画・木炭画の芸術家ミコラーシュ・アレシュの影響を受けてはいるのですが、タッチは随分と異なり、輪郭のハッキリとした線で描かれています。牧歌的で素朴な絵柄と優しい色彩、擬人化された動物たちがコミカルに描かれた作品が多いのも特徴的です。また一方で小説などの挿絵も手がけ、特に有名な作品では、典型的なチェコ人の象徴と称される、ヤロスラフ・ハシェクの文学作品「シュヴェイク」のイラストレーションがあります。1947年に国民芸術家の称号が贈られ、名実ともにチェコを代表する国民的なイラストレーターに。1957年12月14日にプラハにて没。娘のアレナ・ラドヴァーもイラストレータであり絵本作家です。
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